2005年度小学校のPTA会長を務めることになった4人の子持ち、職持ち主婦の記録


by chairpta

うーむ・・

先日テレビで、去年六本木ヒルズの回転ドアで男児が死亡する事故を教訓として生かす為に、失敗学の観点から徹底検証して再発防止に努めるプロジェクトのドキュメンタリーを放送していた。
そこでは、回転ドアの特性から安全の為忘れてはならない根本思想が、安全よりも外観の豪華さを優先する日本の多くの顧客への配慮から完全に忘れ去られ、「安全の為には軽量で単純な構造であることが必至」→「豪華さの為に素材を変えて重くなる→機構が複雑に→さらに重量化→それを制御するためセンサーなどが増える→それは対症療法でしかなく、既にもともとより3倍近くの重さになったものは、たとえセンサーが作動したとしてもすぐには止まれない代物になっていた。」ということが明らかになっていた。
初めに回転ドアの技術を導入し、製造していた会社は途中で倒産し、人も変わって行く過程で、資料も消失したりして、その根本思想はその当時もの造りに携わっていた人には全く伝わっていないこともわかった。

昨日、学校側(校長、教頭、教務の各先生)と初めて話し合いを持った時、向こうはこの体制でもう4〜5年目であるにも拘らず、こちらは数年前に一度本部役員をすると、5年間はお役御免になることもできるという辞退権が発生して以来、毎年完全に人が入れ替わる。
引き継ぐ際に、押さえるべき根本的なポイントが忘れられていることも多く、表層に出ていることを見て、よりよく変えて行くつもりで提案しても、実はそれは根本的な必要条件に触れるらしいということを知らされて、「それを知っていれば、初めからこんな風には考えなかったのに(二度手間になる)」「その根本的な条件を変えるように働きかけるには時間が必要(らしい)→1年の任期では無理→かといって、辞退権を行使しないというのも・・・」という壁にいきなりぶちあたった。

PTAのTがteacherで、PTAが地域の各種団体の一組織になっていることを考えても、それらにもお伺いを立てないといけないことを変えて行くのはかなりたいへんで時間がかかるので、取り敢えずは、根っこが判り、流れが判り、過去の経緯が判る資料造り・・という、自分達だけでもできる改革に着手か。

入社した時、後ろの机でしょっちゅう突っ伏していて、ダラダラしているのに、私より当然年功序列で給料がよくて、経験はあるから流れは判っていて、その人にお伺いを立てるべし・・なことが多々あり、ある人によると、「あの人は入社当時はとても張り切っていたんだよ〜。」という先輩のことを思い出した。
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by chairpta | 2005-03-30 11:08